新刊発売❗️王と后　5巻❗️ ネタバレありの感想

12月6日に、王と后5巻が発売されました。
楽天ブックで注文してあったので、発売日には自宅に配送され、早速、読了しました！
1〜4巻までの感想はこちらです。

あらすじ

過去を見た后…失われた神の予言とは！？ 

それから数日後。毎年恒例の虫干しの最中、淡雪は塗籠から持ち出された古い品々の中に、
ひとつだけ比較的新しく見えた一幅の書画を目に留める。
そこには風景と古歌が書かれており、使用人によると何代か前の后が作ったものらしい。
淡雪は、どうにも意味が読み取れないその古歌が気にかかるがーー

失われた神の予言、古歌が残した警告。
八家が救われる道は見つかるのか。
怒涛の展開から目が離せない、王宮ファンタジー第五弾！

ネタバラありの感想

ネタバレです！

このシリーズの序章は、誰ともわからない状態で、意味深な内容から始まります。

今回は、前巻まで名前しか出ていない、2人の様子・・・。

予想通りの関係のようです。

そして、5巻では、夏麻姫と芝原悦久がいよいよ登場しました。

夏麻姫の前巻までの人物像だと、気の強い人のイメージでしたが、

初出仕前の挨拶の様子では、常識のある貴族だけど、それを鼻にかけない人でした。

ただ、香野と夏麻姫で冬殿の表門の鍵の件で、言い争う場面がありますが、

上司にあたる香野にも冷静に、意見を言えてるあたり、芯の強い印象を受けました。

恐ろしい三実王の縁者なので、敵なのか味方なのか判断しにくい状況ですが、

今は、害は無さそうな雰囲気ですね☺️

5巻では、静樹王と恋人の敦良の関係と、2人の目的が判明しました。

敦良はお兄さんの仇を知ってるけど、静樹王に話してないって😱

もちろん仇は、三実王でしたけど・・・。

静樹王と、敦良とそのお兄さんとの関係って、怖いわぁ〜。

静樹王は、もっと常識人と思っていたけど、恋人に異常に執着する人でしたね。

鳴矢王が敦良から、三実王の調査報告書をもらって、わかった三実王の素性も恐怖です😱

幼い頃に毒草に興味を持ち、大人になったら、刑部省の獄舎を管理する囚獄司になる。

獄舎で囚人の口を開けさせて、体内を火天力（かてんりき、火の術）で焼くという事件を起こす。

理由は「やったらどうなるか、見てみたかっただけ」だって。

怖すぎる😱

そして、天羽家を嫌うのは、三実の結婚相手が天羽家の血を引いていて、

その結婚相手に、毒殺されそうになり、一命を取り留めたけど、子供ができなくなったから❗️

天羽家の人間を恨んでいるという、かなり自己中な理由でしたね。

三実王自身は、外に妾を囲っていたのに・・・。

この三実王は、何をどうやってもダメな人な気がする・・・。

この人と敵対するの、絶対に避けたい❗️っと思う人ですね。

鳴矢王や淡雪の予想通り、夏麻姫と芝原悦久は三実王が生きている限り、結婚できないでしょう。

本当に、色々と怖すぎる人ですね、三実王って・・・。

淡雪が感じた、火事の様子をもとに、池から木簡が発見された。

その木簡は、紛失したと思われた、神の予言をまとめた物でした。

その内容を鳴矢王、淡雪、蔵人頭の希景、警護の流宇で確認すると・・・。

100年前に、100年後に八家の術の力が弱くなること、既に予言されていた❗️

かつ、その回避方法も予言されていました。

ただ、回避方法を記した木簡は、見つかっておらず、池の中・・・。

なんで、術が弱くなるって予言されているのに、知られてないの？

なんで、火事の後、池の中を探さなかったの？

神の予言は100年前、火事は80年前、この20年間で人々に、知らせて、対策立てなかったの？

疑問点ばっかりですね。

夏麻姫と芝原悦久の関係と三実王とはどんな人？の謎は解けたけど、

新たに、さらに大きな謎が出てきましたね😭

まだまだ、先が楽しみな終わり方でした。

これは、続巻も発売日に購入せねば☺️

まとめ

5巻では、鳴矢王と淡雪の仲睦まじい様子は、ほぼ無くて、ちょっと残念でした。

あえて言うなら、鳴矢王が淡雪の月のものがきて、子供ができなかったことを知ると、

がっかりしている様子だったのが、仲良しエピソードですかね。

謎解きも気になりましが、2人が仲良くしているエピソードも期待したいです。